私がケンブリッジに合格してオックスフォードに落ちた理由

あまり知られていませんが、イギリスでは出願した大学に自分がどのように評価されたのかを合否関係なく問い合わせることができます。今回は私が出願したオックスフォード、ケンブリッジLSEの3校に問い合わせた結果をまとめてみようと思います。ちなみに、XPLANEにて合格体験記も寄稿しているので、こちらもご参照ください。

 

目次

 

  1. 受験結果

2021年

Oxford: MSt Women's, Gender and Sexuality Studies→不合格

(同時に受験したMBAには合格し、そちらに進学)

 

2022年

LSE: MSc Gender→11月に出願し、12月にWaitlist。その後4月に合格

Cambridge: MPhil in Multidisciplinary Gender Studies→11月に出願し、2月に合格

Oxford: MSt Women's, Gender and Sexuality Studies→11月に出願し、2月に不合格

 

  1. LSEの開示内容

LSEからはExcelファイルでの開示でした。横長でかなり見づらいファイルなのですが、どうやら12月に2人の教授からReviewされて1人はOffer、もう1人はWaitlistという判断を下したため、その時点ではWaitlistになったようです。その後、3月にもう一度違う2人の教授からReviewされ、2人ともOfferという判断を下して正式にOfferが出た、という流れのようです。

それ以外にはほとんど何の情報も載っておらず、コメントは教授1からの"Interesting profile"と教授4からの"Well suited"という合計4 wordsのみでした。開示エクセルには成績やSOPなどを項目ごとに評価しているように見える欄もありましたが、それぞれ何点だったのかは開示していないようです。

LSEからの開示Excelスクリーンショット

 

  1. Cambridgeの開示内容

Cambridgeからの開示はメールにベタ打ちのコメントだけでした。以下、個人情報特定できそうな部分だけ伏せてそのままの文を貼り付けます。

Reviewer 1:

Conditional Offer

This is a very unusual but intriguing application. He sounds XXXX XXX XX XXXXX XXXX. He has strong references as best in his year and top 5%, and a well thought through proposal.    

       

Reviewer 2:                                 

Accept                                 

XXX's proposal is interesting. I am confident he will gain the tools he seeks, at the Centre for Gender Studies, to complete his research. He and his recommenders bring attention to the candidate's eagerness to learn theories of gender and sexuality.

 

きちんとリサーチの方針を示し、参考になりそうな文献リストまで添付したResearch proposalの評価がよかったようです。参考までに実際に提出したResearch proposalの参考文献リストはこんな感じです。

参考文献リスト

また、推薦状でも高く評価していただいたとのことで書いてくださった東大時代の教授2人にも感謝しきれません。

また、同メール内に私のスコアは19/30だったとの記載もありました。これが高いのか低いのかはわかりませんが、やはりSOP、Writing sample、推薦状、学部時代の成績などを点数化して評価しているということでしょう。

 

  1. Oxfordの開示内容

私のことを二度も不合格にした憎きOxfordですが(笑)、開示内容は一番しっかりしていました。どうやらOxfordでは以下の項目を点数化して、40点満点で評価しているようでした。

  • 学部時代の成績(10点満点)
  • Statement of purpose(10点満点)
  • Writing sample(10点満点)
  • 推薦状(4点満点)
  • バックグラウンドがコースに沿っているかの評価(6点満点)

ちなみに私は上から順番に8、8、7、4、5で合計32点という結果で、最後のコメント欄には"Good application but insufficient against broader pool of applicants"とあったので、恐らく35点前後がボーダーだったのだと思います。また、25点に達さないApplicationには基本的にOfferは出さないとの説明書きもありました。

Oxfordからの開示資料のスクリーンショット

実は私の応募したMSt Women's, Gender, and Sexuality Studiesは何故か比較的競争の激しいコースで、少し古いデータですがこちらのサイトによるとAcceptance rateは18%程度です。定員はずっと15名程度ですが、応募者数はどんどん増えているようなので、現在は恐らく15%以下なのではないかと思います。同じOxfordの修士課程でも、例えばMSc Social Anthropologyは30-50%前後なので、それほど競争の激しくないコースでは30点以下で合格する可能性もあるのではないでしょうか。もし何かデータ持っていらっしゃる方がいればぜひTwitter(X)でご連絡ください。

概ね評価には納得しているのですが、学部時代の成績の評価には少し疑問が残りました。東大でほぼすべての授業で優か優上を取って、(計算方法にもよりますが)GPAは4.0なのにも関わらず8: Borderline / Low First Class or equivalentということは東大を首席で卒業くらいしないとこの項目で10点は取れないということなのでしょう。

私が落ちた大きな理由としては成績評価以外でいうとやはりWriting sampleでそれほどいいものを提出できなかった(評価は10点中7点)というところなのではないかと思います。学部時代に書いた評価の高かった期末レポート(日本語)を英語に訳し、ネイティブにもチェックしてもらったのですが、自分で訳しながら「もっと改善できるなー」と思いつつ時間が足りず仕方なくそのまま提出しました。まだ学部生なのであれば、卒業までに最初から英語で自分の納得できる質のレポート・論文を書いておくことをおすすめします。

 

  1. 推薦状について

CambridgeでもOxfordでも評価の高かった推薦状については再現性が非常に高いと思うのでここでどう準備したのかを簡単に紹介しようと思います。具体的には、推薦状をお願いした先生方には以下の情報をメールでお伝えして、できるだけ定量的な内容を盛り込んでいただくようにお願いしました。

  • 取っていた授業の成績(特にできればクラスの中で上位~%の成績だった、と書いていただくようにお願いしました)
  • 提出した中間・期末レポートのコピーと概要(私がどんな内容を書いたのか恐らく覚えていらっしゃらないので、念のため添付しました)
  • 卒業論文のコピー、概要と成績(↑と同様の理由です)
  • 現時点での修論の仮説的方向性
  • その他のアピールポイント(私の場合、学部生ながら院生のゼミに参加していたこと、日英韓の3ヶ国語の文献を引用して卒論を書いたこと、学部在籍中に米国と韓国に二度交換留学をしたことなどをお伝えしました)

 

  1. 最後に

私は何も知らずにイギリス大学院受験に挑戦しましたが、事前にどの項目がどの程度評価されるのかということが分かっていればもっと戦略的に時間配分をすることができたと思います。

まだ学部2-3年生なのであれば、GPAを上げる、進学したい分野の教授の授業を取って積極的に発言していい成績を取っておく、質の高いレポート・論文を(できれば英語で)書いておきWriting sampleに使えるようにしておく、などの準備をすれば英国の大学院受験はかなりスムーズに進むのではないでしょうか。また、こういった準備を学部生のうちにしておけば、卒業後に一旦就職して数年働きお金を貯めてからでも十分に英国大学院から合格をもらうことは可能だと思います。

一旦社会人を経て受験する場合で、それほど学部時代の成績が良くない場合でも、少なくともOxfordの場合はバックグラウンドの評価があるので仕事と関係する分野への出願で、それほど競争の激しくないコースであれば十分にチャンスがあるのではないでしょうか。

 

皆さんのお役に立てれば幸いです!

英語学習にオススメのドラマシリーズ10選!

こんにちは、てんにゃんです!

 

単語帳や文法書とにらめっこするのも必要な英語学習ですが、面白いドラマを観ながらでも効果的な英語学習はできます。私も高校を卒業してからは英語学習の半分以上はドラマや映画を通したものだったように思います。というわけで、今回は英語中級者(TOEIC900点以上くらい)・上級者(TOEFL105・IELTS7.5以上くらい)向けに面白い上に英語の勉強にもなる10のオススメドラマを紹介してきます!

 

 

 

中級者向け

  1. Stranger Things

アメリカの田舎町ホーキンス。マイク・ルーカス・ダスティンは行方不明になった友だちのウィルを探すうち、超能力を持つ少女「イレブン(エル)」に出会います。「研究所」を抜け出してきたというイレブン。小さな町で繰り返される怪しい実験や超常現象。ウィルの行方とイレブンの過去をめぐり、巨大な陰謀や「裏側の世界」の存在が明らかになっていきます。 Netflix Freakから引用

 

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Netflixの看板番組となったこのドラマ、スリル満点のSci-fiドラマとして非常に完成度が高いだけでなく、80年代のアメリカの描写が非常に正確なことでも有名です。英語の面でも、10代前半の登場人物がほとんどなのでそれほど難しい表現は出てきませんし、登場人物ほぼ全員がスタンダードなアメリカアクセントで話すので、非常に観やすいと思います。私が初めて英語字幕で観た思い出深いドラマです。

 

  1. American Vandal

2016年3月15日、ハノーバー高校の教師専用駐車場に駐車してあった27台の車に男性性器の落書きが見つかった。この悪質ないたずらの容疑者として教育委員会はディラン・マクスウェル(ジミー・タトロ)を聴聞会に呼び、目撃者アレックス・トリンボリの証言や日頃のディランの素行を根拠に彼を退学処分にしてしまう。だがこの落書き事件への関与を否定しているディラン。状況証拠と目撃証言のみで無実を主張するディランの退学を決めた教育委員会。彼らのやり方に疑問を持った同高校の放送研究会に所属するピーター・マルドナード(タイラー・アルバレジ)とサム・エクランド(グリフィン・グラック)は事件の真相を究明するためAmerican Vandalという名のドキュメンタリー番組を制作し、事件の真相に迫る ネタバレなしNetflixおすすめ案内所より引用

 

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American Vandalは一般にはそれほど有名ではありませんが、非常に完成度の高いMockumentary(にせドキュメンタリー)に仕上がっています。目が離せないストーリー展開だけでなく、ジョークも面白く、シリアスな場面のメリハリもついていて個人的なNetflix all-time best TV showの一つです。残念ながらSeason 2の後に打ち切られてしまったのですが、数年を経て再び続編を制作する話が出ているとかいないとか…登場人物はアメリカ人の高校生がメインで、それほど難しい語彙は出てきませんが、スラングなどはところどころ出てきて日常会話のいい勉強になると思います。個人的にはSeason 1よりもSeason 2のほうが好きです。

 

  1. The Good Place

「君は死んだ」我に返ったオフィスで、生前に善行を行った人間だけが来れる「グッド・プレイス」の建築家で監督のマイケル(テッド・ダンソン)に、そう言われたエレノア・シェルストロップ(クリスティン・ベル)。スーパーマーケットでカートに激突して急死したエレノアは、弁護士で人道支援を行ったとして、生前の行いが善人のポイント基準に達して「グッド・プレイス」やって来たと言われ驚きます。本当は、病気の高齢者をだまして偽薬を売る営業マンで、怠惰に利己的な生き方をしていたエレノアは、間違って「グッド・プレイス」に来たと気付きました。永遠の苦しみが続くという「バッド・プレイス(悪い所)」に行きたくないエレノアは、自分が本当は「グッド・プレイス」にいる資格のないことをソウルメイトで倫理学と道徳哲学の教授のチディ(ウィリアム・ジャクソン・ハーパー)に告白。「グッド・プレイス」にとどまるために、マイケルにバレないようチディに協力を頼むのでした Mirtomoより引用

 

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面白いジョークが大量に詰め込まれ、目が離せないストーリー展開、実はディープな倫理・哲学の問題を取り扱っているという質の高いシリーズでした。個人的にはJameela Jamil演じるTahani Al-JamilのPoshな英国人女性がツボでした。Season 4のフィナーレはかなり泣けました…英語学習的には、Tahani以外のほとんど全員が綺麗なアメリカアクセントで話し、それほど難しいスラングなども出てこないのでかなり中級者向けのシリーズだと思います。

 

  1. Sex Education

友達すらもほぼいない高校生のオーティス・ミルバーンは、当然のように性体験も全くなかった。しかし、実は彼の母親はセックス・セラピストであり、オーティス自身も性に関する知識だけはどの同年代の子よりも詳しかった。ある日、学校のはみ出し者であるメイヴに誘われるかたちで、生徒たちの性の悩みを聞くセックス・クリニックを密かに始めることになってしまい… Cinemandrakeより引用

 

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Gender studiesを勉強している私としては絶対に外すことが出来ないのがSex educationです。母親がSex therapistだ、という設定はリアリティはないですが、それ以外の登場人物間の人間関係は非常にリアルに描かれており、どきどきする青春Romcomとしてとても面白いです。それに加えて、何も考えずに楽しくみているとそれだけで文字通りWholesomeなSex educationを受けたことになる、という素晴らしいドラマです。英語学習の面から言うと、ブリティッシュアクセントに慣れてない人に取っては少し難しいかもしれませんが、話している内容はそれほど難しくないことが多いので中級者でも観やすいかと思います。Aimee Lou Wood演じるAimeeが北部のアクセントだったり、Emma Mackey演じるMaeve Wileyが少しCockneyが混ざったようなアクセントで話すことがあったりと、アクセントの多様性もある作品なので、イギリスのアクセント多様性への入門としてもいい作品になっています。

 

  1. Modern Family

モダン・ファミリー」は、2009年9月からアメリカABCで放送中のテレビドラマです。中心となっているのは、3人の子供を持つクレアとフィルのダンフィー家、そのクレアの父ジェイとかなり年下のコロンビア移民の美人妻グロリアのプリチェット家、ジェイの息子でクレアの弟であるミッチェルとキャメロンのゲイカップルからなるタッカー=プリチェット家。それぞれの家族が、時には喧嘩をし、時には協力し合いながら、現代(モダン)のアメリカを生きていきます。「モダン・ファミリー」は、現代のアメリカの家族が抱える問題をリアルに、シリアスに描く一方で、コミカルなコメディーをベースとしたことで多くの人気を獲得しました。エミー賞コメディー部門「作品賞」を5年連続で受賞したほか、ゴールデン・グローブ賞「最優秀作品賞」を受賞するなど、その勢いは止まりません。 斜め上からこんにちはより引用

 

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ほのぼのと観れる心温まるSitcomなだけでなく、タイトルの通り現代アメリカの家族観についても知ることができる作品になっています。一つの家族の中に、違う世代、性別、人種、言語、セクシュアリティなどが共存し、対立しながらも必ずしも血の繋がりがない者同士がお互いに家族になっていく、そんな過程が描かれています。英語学習の面でもそれほど難易度は高くありません。登場人物ほぼ全員が綺麗なアメリカアクセントで話し、それほど難しいトピックもないので話についていくのにもそれほど困ることはないでしょう。

 

 

上級者向け

 

  1. BoJack Horseman

1990年代、その喜劇俳優は一世を風靡した番組のおかげで誰かれも愛される存在だった。あれから20年、彼は気難しい中年になっていた。すでに過去の人になってしまったが、あの時の脚光を浴びていた感覚は忘れられない。そして、人生をくすぶる彼の周りにはいつしか個性豊かな面々が集まり、繋がり、傷つけあい、去っていく。そんな繰り返しの中で自分は主人公になれるのか。 Cinemandrakeより引用

 

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BoJack Horsemanは本当に真剣に私が人生で出会った映像作品の中でダントツ一番です。単純にジョークが面白いだけでなく、辛辣な社会批評が散りばめられており、質の高い劇中音楽に彩られ、シーズンを重ねるごとに加速度的にComedyからTragedyへと姿と変えていきます。Goofyな見た目に騙されることなかれ、私のお気に入りのYouTuber、Bestdressedの言葉を借りるとBoJackは"Cinematic masterpiece"です。何度見返しても鳥肌が立つシーンもあれば、必ず泣いてしまうエピソードもあります。英語学習の面では、かなり難しい作品であることは間違いないと思います。レベルの高い語彙力に加えて、アメリカ社会・英語圏社会への理解やハリウッドのCelebrityの知識がないと理解できない場面も多いでしょう。その分、分からなかったジョークを一つ一つ理解できるようにしていくと非常にいい勉強になると思います。LAを舞台にした作品なので、アクセントの面ではかなり聞き取りやすいと思います。

 

  1. Master of None

NYでマイノリティな存在である、インド系アメリカ人の主人公のデフ。公園を歩いていた時偶然CMの仕事をしないか?スカウトされ、以来なんとなく俳優業をやっている。そんなゆるい感じのデフとその友達たちの日常を描く物語。 ネタバレなしNetflixおすすめ案内所より引用

 

www.youtube.com

 

Master of Noneは私がアメリカに交換留学していたときに友人からおすすめされて見始めた作品です。NYCに住むリベラルな若者の日常をユーモア交えてリアルに描いており、気軽に観ることが出来ながらも各エピソードでアメリカ社会についての学びがあります。BoJack Horsemanと同様にアメリカ社会批判のような部分も多い作品なので、英語力だけでなくアメリカ社会への理解が求められる作品になっています。また、NYCを舞台にした作品ということで特に主人公のDevを始めとして、登場人物は皆かなり早口の東海岸アクセントで話すため、聞き取りもかなり難しいかもしれません。素晴らしい作品ではあるのですが、Devを演じ、制作も担当した俳優のAziz Anzariが2018年にSexual misconductが問題になっており、私は以前と同じようには観れなくなってしまいました… 

 

  1. Fleabag

皮肉屋で性欲は強め、怒りに駆られ悲嘆に暮れる。「フリーバッグ」は、現代のロンドンを生きる1人の女性の心理を描き出す、抱腹絶倒かつ辛辣なドラマである。脚本・主演は劇作家でもあるフィービー・ウォーラー=ブリッジ。差し伸べられる救いの手をことごとく拒絶し、常に虚勢を張りながらも、癒しを求めるタブー知らずの女性フリーバッグを演じる。 ローズの休日ブログより引用

 

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かなり皮肉の効いたまさにブリティッシュという感じのドラマシリーズです。主人公はしばしばドラマの役を超えて我々視聴者に語りかけてきます。英語ではこれを"breaking the fourth wall"といい、映画Deadpoolなどでも使われている手法です。英語面でいうと、Cockney混じりでカジュアルなブリティッシュアクセントな上に早口で話す登場人物が多く、皮肉の効いたジョークも多いのでかなり難易度は高いと思います。

 

 

  1. Please Like Me

ジョシュは21歳のバースデーを間近に控えた大学生。ガールフレンドがいるが、彼女に「あんたゲイでしょ」とフラれてしまう。なんとジョシュは、彼女にフラれて、自分が「ゲイ」だということに気が付いたのだった。翌日、母親のローズが自殺未遂を図り、緊急入院。「躁うつ病」と診断されてしまい、ジョシュはしばらく不安定な母親と一緒に暮らすことにジョシュとシェアハウスで共に暮らす親友のトム、トムの彼女ニーヴ、元カノのクレア、ジョシュの父親アラン、そのガールフレンドのメイ、母親ローズとその姉ペグおばさん、そしてジョシュの初めてのボーイフレンド、ジェフリー。彼らとジョシュの、おかしくて辛辣で、ちょっとシニカルな毎日を描いたコメディドラマ。 Simply Beautifulより引用

 

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何か特筆して面白いところがあるわけではないんですが、何度もしまうのがオーストラリアで制作されたこのシリーズ。ところどころくすっと笑えるジョークがあったり、オーストラリアのカジュアルなレイシズムアメリカやイギリスとはちょっと雰囲気が違う気がします)がコミカルに描かれているのが特徴です。毎エピソードのオープニングミュージックが大好きで、ついJoshと一緒に踊りたくなってしまいます。英語学習面では、それほど難しい単語やアクセントが出てこないという意味では中級者向けなんですが、オーストラリアアクセントに慣れていない人にはかなり難しい(特にJoshは話すのが速い…)と思うのでここでは上級者向けに入れておきました。

 

  1. Derry Girls

1990年代、北アイルランド・ロンドンデリーに住む女子高校生たちの日常を描いたシリーズ。主人公は、カトリック女子校に通っているエリン、エリンの従姉妹オーラ、クレア、ミシェル、ミシェルの従兄弟ジェームズの5人。性やらアルコールやらに興味津々な彼女たちは、学校生活に身が入らないトラブルメーカー。毎回、青臭い欲望のためにあれこれ奮闘した挙句、ミラクルコンボをかまして大失態を犯します。 UKコメディドラマ研究所より引用

 

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基本的にはほのぼのと観ることができるコメディーなのですが、その裏で"The Troubles"と呼ばれる北アイルランド紛争が常に影を落としています。北アイルランドでは今でもカトリックプロテスタントでは基本的に学校教育でも隔離されており、宗教間対立も色濃く、かつコミカルに描かれています。英語学習の面でいうと難易度MAXです…コテッコテの北アイルランドアクセントに加えて、アイルランド特有のスラングなども散りばめられており、アメリカ人が"You’ll need to have subtitles on to decipher the accent and you still won’t understand about 1/4 of what they are saying"というくらい難易度は高いです。私も字幕付きで観ましたが、一時停止して単語の意味を調べる頻度はかなり高かったです。

海外(特に英国)留学のお金周りの準備

留学に必ずつきまとうのがお金周りの心配ですよね。渡航後にスムーズに円を現地通貨に替えられるのか、日本で作ったクレカを使ったら手数料で損するんじゃないか、現地ではどの銀行口座を開けばいいのか、現地でクレカは作れるのか、などなど私も苦労しました。今回は私が渡航前後にお金関連でやった準備のうち、他の方にもおすすめできるものを紹介していきます。

 

~目次~

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外貨両替

  1. SMBC信託銀行プレスティア

MBAなどのProfessional degree(ビジネススクールロースクール、メディカルスクール)で渡航予定の人であれば、一番手数料を抑えることができるのはプレスティアです。対象になれば、なんと他の信託銀行の口座とは違い3年間口座維持手数料無料で、外貨定期購入と外貨指値購入も手数料が無料になります。私はプレスティアの外貨定期購入を利用して毎月家賃+光熱費+αを両替して、たまにまとまった額が必要になったときは指値購入をするようにしています。

注)日本にいるうちに口座を開設するだけでなくワンタイムパスコードを取得する際に必要になる物理トークンを受け取っておくなどもろもろの手続きをしておかないと渡航してからいろいろと困るので、渡航前の時間のあるときにきちんと書類をすべて読んで準備しておく必要があります。私は口座を開設しただけで安心してしまい、渡航してからトークンの存在を知ったため後から渡航してくる配偶者の実家に送ることで無理やり解決しました。

プレスティアのサービスについて、詳しくはこちらを参照ください。

  1. Wise

Professional degreeではない方々にとっては、Wiseがかなり便利なのではないでしょうか。かなり手数料も安いですし、アプリやカードも使いやすいです。

注)Wiseでの両替は日本の銀行から振込をし、着金が確認でき次第外貨が振り込まれるという形を取っています。そのため、夜遅くや週末は日本の銀行システムが動いておらず、すぐに両替ができない場合があります。そこで、常に一定額の日本円をWiseに入れておくと、すぐにそのWise上の日本円を使って外貨を買えるため非常に便利です。ただ一方で、Wiseに日本円で100万円相当以上のお金を入れておくと口座が凍結されてしまうというトリックがあるので、入れる額は必ず100万円以下にしておくか、余剰金用口座を設定しておきましょう。詳しくはこちらを参照ください。

  1. Revolut

RevolutもWiseとほぼ同様に使えます。日本円を海外通貨に両替する目的なのであれば、日本の身分証明証を使って、日本の口座を開設しないといけないので気をつけましょう。

  1. ソニー銀行

ソニー銀行は口座開設後無料で発行されるデビットカードも便利なので、あわせておすすめです。使い方としては他のネット専用銀行と同じで、アプリで管理でき、給与受取口座設定・送金・海外送金が可能です。日本の金融機関であるため、海外送金自体はそれなりに手数料(1回3,000円など)がかかります。

ソニー銀行の何がおすすめかというと、外貨預金口座を簡単に作成でき、円口座から出金する形で外貨を手数料安く(レートはソニー銀行レートです)即日購入することができる点です。例えば、カフェに来て6ポンドの会計を払おうとしたところで手持ちがないことに気づいた場合、ソニー銀行のポンド口座で6ポンドだけ購入すれば1分後にはデビットカードで会計することが出来ます。デビットカード側で外貨が足りない場合円から自動補填する機能(「円からアシスト」)を設定すれば、レートは良くないですがソニー銀行側で勝手に円決済してくれたりもします。

そして何より、ソニー銀行レートは他金融機関のレートよりも良いレートの場合が多く、比較的負担なく外貨を購入することが出来ます。ポンドに限った話でいうと、ポンド口座では円で持っているより金利が高い(2023年8月現在:1.25%)ので、使わない円があればレートの良い時を見計らってポンドに変えて置いておく、というのも良いと思います。

デビットカード発行時、通常のデビットでなく、ANAマイルが貯まる「ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLET」にすることもできますが、外国でショッピング利用した分に対してはマイルが貯まらないので注意してください。

もうひとつおすすめのソニー銀行のサービスとして、LINE公式のレート変動通知があります。変動幅を自分で設定でき、少々タイムラグがあるものの為替レートに変動があった場合はLINEでお知らせしてくれるので便利です。

 

 

日本円で決済できるクレジットカード

「両替するのに数日かかってしまう」「両替するのであればまとまった金額でやりたいが今ちょうどレートが悪い」「だからといって現地では留学生の身分でクレジットカードは作れない」のなどの理由でしばらく日本円決済のクレカを使いたい、という方は多いのではないでしょうか。そんな方におすすめのクレカはこちらの2つです。

  1. 三井住友プラチナプリファード

三井住友のポイントに特化したクレカです。こちらのカード、なんと外貨決済の場合ポイントが3%も付きます。クレカの外貨決済は約2.2%の手数料がかかるのですが、それを差し引いても約0.8%はお得ということになります。

年会費は33,000円とかなり高いですが、基本的に初年度は入会から3ヶ月以内に40万円使うと40,000円分のポイントバックのキャンペーンをやっているので作って40万円使うだけで7000円儲かります。

また、SBI証券と連携させてクレカからの積立投資をするようにしておくと、投資額の5%のポイントが付きます(投資額は最大で月に50,000円まで)。なのでもしキャッシュにある程度余裕があるようであれば、月に50,000円投資するように設定しておくと、それだけで毎月2,500円分ポイントが付きます。また、旅行をよくされる方はプラチナプリファードの専用サイトを通してExpediaでホテルを予約すると10%のポイント(キャンペーン中などは15%になることも)が付きます。

SBIの積立投資を50,000円ぶん設定し、それとは別に月に50,000円分決済するとして、1年間このカードを使うと入会金を除いても55,000円分返ってくることになります。さらにExpediaでホテルを予約したり、もっと大きな額を決済したりすればこの額はどんどん大きくなりますし、100万円の決済ごとに追加で1万円分のポイントボーナスまであります(このボーナスは次の年まで契約を更新しないともらえないのでまた年会費がかかりますが…)。私はMBAの学費をカードを使って払ったので、30万円分以上ポイントが溜まりました。

規約上ブログで紹介リンクは載せられないのですが、Twitter(X)のDMからご連絡いただければリンクをご共有します。紹介リンクから登録いただくと追加で10,000円分のポイントが付きます。

  1. Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード

以前はSPGカードとして知られていたこちらのクレカは、旅行に特化したカードです。こちらも年会費は49,500円とかなり高いのですが、自動的にMarriottのゴールド会員になれるため、旅行中にちょっとリッチな体験が出来ます。例えば、私がコロナ禍で溜まったポイントを使ってスペイン・カナリア諸島に1週間ほど行った際は、ポイントを使った無料宿泊にも関わらず自動的にスイートルームにアップグレードしてくれた上に、豪華なウェルカムスナック、シャンパン(有料)を準備してもらえ、さらに一週間の滞在中ずっと無料で朝食ビュッフェを食べることが出来ました。いつもこれほど良い待遇が受けられる訳では無いのですが、しょっちゅう旅行する人であれば十分に元は取れると感じました。

カナリア諸島で宿泊したホテルと無料でもらえたウェルカムギフト

さらに、1年間で150万円以上このカードで決済すると翌年Marriott系列のホテルで1泊無料になり、溜まったポイントと組み合わせて無料で何泊もできるなど、旅行好きにはおすすめのクレカになっています。

ただし、外貨決済のAmexレートはそれほど良くないので、日常的に海外で決済するにはあまり向いていないかもしれません。

 

イギリスに来る予定の方は、British AirwaysのAmexカードを申請する際にこちらでの使用履歴が参照されるようです。各国・地域のローカルの第三者機関を利用し信用情報(クレジット)を管理しているVisaやMastercardとは異なり、Amex社はグローバルに独自で信用情報を管理しているようなので、日本にいる間からこちらのカードを利用して「支払い能力のある人だ」ということを証明しておくのも手かもしれません。

 

またまた紹介リンクは規約上ここでは載せられないのですが、Twitter(X)のDMからご連絡いただければリンクをご共有します。紹介リンクを使ってご登録いただくと、通常の入会特典ポイント39,000に加えて追加で6000ポイントがもらえます。

 

 

イギリスでのおすすめの銀行

このセクションはイギリスに留学予定の方々に限られてしまうのですが、私が1年間生活していく中で良いと思った銀行を紹介します。

  1. Chase

とりあえず迷ったらChaseにしておけばいいと思います。主なベネフィットとしては、決済金額の1%キャッシュバック(入会後1年間)、いつでもお金を移せるSavings accountの利率が4.1%(2023年8月現在・つい最近3.8%からの引き上げが決まりました)、アプリ上だけで完結するスムーズな口座開設プロセスなどでしょうか。例えばSavings accountの方に£20,000入れておけば毎月約£60の利子がつくことになります。

私の口座の実際の7月分の利子

ただ、英国内に物理的な支店はもっていない銀行なので、直接人間からサポートしてもらいたいなどの需要がある場合はあまりおすすめできません。また、現時点ではクレジットカードはなく、海外への送金にも対応していないようです。どこか他の銀行の口座も開けておいたほうがいいでしょう。

  1. Monzo

こちらもかなりおすすめの銀行です。Chaseほどではありませんが、いつでも引き出せるSavings accountで利率は4.0%(2023年8月現在・つい最近3.7%からの引き上げが決まりました)になっています。Monzoで何よりも素晴らしいのはUXです。非常に直感的で使いやすいアプリで、口座開設ももちろん、本当に何でもアプリ上で完結します。

Monzoも物理的な支店はもっていない銀行なので、対人でのサポートは受けられません。また、留学生の中には何人か謎の理由で口座の開設をRejectされてしまう人がいました(私の妻もです)。その場合は残念ながら他の銀行で口座を作るしかないようです。ちなみにこちらのリンクから口座を開設いただくと£5(約900円)がもらえます!

  1. Barclays

私がいわゆるHigh Street Banksの中で選んだのはBarclaysです。何度もオックスフォードの実店舗に行っていますが基本的に銀行員の方々も親切で助かっています。口座の開設もすべてアプリ上で完結しており、非常に簡単でした。一方で、Barclays Blue Rewardsという有料会員にならないと利率の高いSavings accountは使えないため、お得な銀行口座を探している方にはそれほどおすすめできません。ただ、銀行口座はいくつ持っていても無料なので、High Street Bankの口座を一つくらい持っていてもいいと思います。

 

  1.  銀行のリサーチをもっとやりたい方にはこちらの動画がおすすめです!

日本語母語話者の間違えやすい英語表現

外国語を話す上で大事なのは間違えても気にしないこと、とはよく言われますが、それでもやっぱりできれば間違えたくない…と皆さん思うのではないでしょうか?今回の記事では私が英語で仕事をしてきた中でしばしば遭遇した日本語母語話者にありがちなちょっと不自然な英語表現と、代わりに使える表現について紹介していこうと思います。

 

  1. How to say? / How can I say?

「なんて言ったらいいんだろう」という意味でこちらのフレーズ使っている方、多いんじゃないでしょうか?もちろん意味は通じるとは思うのですが、ネイティブスピーカーたちはこの2つのフレーズはほとんど使いません。

How can I say?に関しては、その後に目的語をつけると少しましになります。例えば"How can I say I'm tired in Spanish?"(不自然ではありますが)おそらく意味は通じる英文ですが、これだと「◯◯は(XX語で)なんて言うの?」という意味になってしまいます。ただ、この場合"How do you say XX in Spanish"のほうが自然な言い方です。また、"How can I say + 目的語"という形はしばしば気まずいことを伝えなければいけない状況で使われます。例えば、"How can I say this...? Your services are no longer required here."といった形でクビを宣告するときに使われたりします。

関連したフレーズで「こんな素晴らしい申し出は断れない」という意味の"How can I say no?"というものもありますが、こちらも意味はかなり違ってしまいます。

「なんて言ったらいいんだろう」という意味を伝えたい場合、"How should I put it?"もしくは"How can I put it?"というフレーズが使われることが多いです。他にもちょっと難しい単語ですが、"Whatchamacallit"なんてのもあります。"Can you pass me the... uh... whatchamacallit? The thing that peels the potatoes"のような形で使います。こういった表現がパッと出てくるとこなれた感が出ていいですね!

 

  1. Every/each関連の間違い

日本語母語話者はしばしば"I met every members of the team"といったように、Everyで修飾される名詞を複数にする間違いをしてしまいます。正しくは"I met every member of the team"です。また、名詞は合っていてもそのあとの動詞の三単現のSを忘れてしまったり、Be動詞の活用を間違えてしまうこともよくあります(例:"Every book in the room are old")。

私も未だに長い文章を話しているときには間違えてしまうことも多い(例:"Each bottle of wine in this cellar, which by the way is always kept at 15 degrees Celsius, contains rich history.")のですが、以下いくつかすぐに実践できる対策を紹介します。

    1. なるべくEvery/eachの使用を避け、Allを使うようにする

問題の解決にはなっていませんが、Allだけ使っていて困ることはほとんどありません。

    1. Every/eachを「全ての」ではなく、「一つずつの、それぞれの」という意味で覚え直す

中学校でEvery/eachを「全ての」という意味で覚えた、という方も多いのではないでしょうか?語義のところから覚え直せば自然に間違いは減っていきます。

(出典・英辞郎https://eow.alc.co.jp/search?q=every

    1. "Every one of XXs""Each of XXs"といったフレーズで覚えてしまい、それ以外の形ではEvery/eachを使わない

Allばかりではなく表現にバリエーションを出したいが、まだEvery/eachで間違えてしまう、という方は"Every one of XXs is""Each of XXs is"のフレーズ単位で暗記してしまうといいでしょう。特に"Every single one of XXs"などのような形で長めのフレーズにしてしまい、ゆっくり"Single"を強調して言っている間に次に来る単語の単複や三単現のSなどを考えると間違える確率はぐんと減ると思います。

 

  1. 不可算名詞系の間違い

不可算名詞とは、簡単に言うと冠詞の"a"をつけられず、複数形の"s"もつけられない単語のことです。これは日本語母語話者だけでなくほとんどの非ネイティブにとって鬼門なのではないでしょうか?ここではいくつか間違えやすいものを紹介しようと思います。

    1. Research: Researchesと言いたくなりますが、実はこれは間違った表現になります。複数の研究だということを明確にしたい場合はStudiesと言ったほうが無難でしょう。
    2. Evidence: 複数の証拠がある、と言いたい場合は"multiple pieces of evidence"と言うのが自然です。
    3. Feedback: 初めて知ったときは衝撃でした。"multiple pieces of feedback""I received a lot of feedback from multiple people"などの言い方は可です。
    4. Data: この単語は実は引っ掛けです。辞書で引くと"data""datum"という単語の複数形なのですが、余程フォーマルなアカデミックな場でない限り"water" "information" のように不可算名詞として扱われます。つまり、ほとんどの場合は"The data are clear"よりも"The data is clear"のほうが好まれます。
    5. Breakfast, lunch, dinner: これらの単語もある意味引っ掛けです。単体で使う際にはこれらすべて不可算名詞なので例えば"I had lunch with my friends"のように使われ、前に冠詞の"a"がついたり、"lunches"のように複数形になることもありません。しかし、前に形容詞がつくとあら不思議、加算名詞になってしまいます!例えば"I had a big lunch""We had a quick breakfast at the café"と言った具合です。混乱の極みですね…。ちなみに、"meal"という単語は加算なのであまり気にせず"a meal"とか"meals"とか言ってしまって大丈夫です。
    6. その他頻出の不可算名詞

ここでいくつか頻出の不可算名詞を紹介しておきます。覚えるしかない不可算名詞ですが、たくさん覚えるとだんだん不可算名詞センサーが発達してきて初見の単語でも感覚で不可算名詞だとわかるようになってきます。結局のところ辞書を引かなければ確証は持てませんが…

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自己紹介&ブログの目的

こんにちは、てんにゃんと申します。文系学部を卒業して、新卒で入社した東京の外資系戦略コンサルティングファームで働く20代中盤です。入社して以来、暇になってしまうことなく幅広いプロジェクトから声をかけていただいていますが、仕事のパフォーマンスが特別良いというわけではなく正直英語力のお陰で拾ってもらえている部分が大きいです。

しかし、私自身長期の留学経験はなく(9ヶ月の米国での交換留学と3ヶ月ほどの韓国への交換留学のみ)、社内でそれほど特筆して海外経験の長い方ではありません。それでも例えばTOEFLでいえばそれほど準備をしないでも115点、外資コンサル社員がしばしば受けさせられるGBCという試験では2.7点を取り、なんとかグローバル案件も人並み以上にこなせています。


このブログの(現時点での)目的は以下の3つです。

 

①英語を使わなければいけない環境で長期の海外経験なしに大きな問題なく働けるようになるために私がどんなことをしてきたのか共有し、同じような環境にいる人が学習リソースを探す時間を短縮する

TOEFLGBCなどのテストのせいで海外留学できない、英語を使うプロジェクトに入れない、という人の参考になるような試験のテクニックを共有する

③なんとなくやってきていた英語学習を構造化して整理し、他にも英語学習を頑張っている人からフィードバックをもらい、よりベストプラクティスに近い学習法にしていく